同乗者を酔わせない運転方法 ~ブレーキ編~
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こんにちは

車の運転をされる方は家族や友人、恋人など他の人を乗せる機会もあると思いますが、同乗者が車酔いを起こし、楽しいドライブのはずが台無しに!! なんてことはありませんか?

この記事ではいかに同乗者を酔わせない運転をする方法を書いていきたいと思います。

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なぜ運転手は酔わないの?

あなたは運転中酔ってしまったことはありますか?

おそらく、ほとんどの方はないと思います。

では、なぜ運転手は酔わないのでしょうか。

それは次の動作を予測できるからなのです。

どういうことかと言うと、「運転手=車を操る人」ですよね。

車が加速するのも減速するのも、さらには曲がるのもあなたがコントロールしてるのです。

車の動きを予想できると、体や脳が「次の動きはこうだ!」と事前に構えることができ、結果として酔わないのです。

一番酔いやすい動作はブレーキ!!

運転手は車の動きを予測できるから酔わないというお話をさせていただきましたが、同乗者はどうでしょうか。

まず、車の動きには大きく分けて、「加速」、「減速」、「旋回」があります。

「旋回」については同乗者も前方を見ていれば、「次はカーブだな」「左折するんだな」などある程度予測することができます。

しかし、「加速」「減速」については同乗者は予測しにくいのです。

 

では、車の動きで体により負担がかかるのは「加速」、「減速」のどちらでしょうか。

正解は「減速」なのです。

自動車のシート(座席)は背もたれがありますよね。

加速時にはGが働き、シートに押しつけられますが、シートのおかげで体は安定しています。

逆に減速Gではどうでしょうか。

体が前に押し出されてしまい、シートから体が離れる力が働くのです。

シートから離れる力が働いている人間の体は安定がなくなり、頭も大きく揺れるばかりか体に力が入り、疲れの原因にもなるのです。

「旋回」、「加速」についても酔わない運転テクニックはあるので後述しますが、ここでは「減速」にフォーカスを当てていきます。

1意味のないブレーキは使わない

直線道路で車も詰まっていないのにブレーキをパカパカ踏む車を見かけたことはありませんか?

信号や渋滞、カーブ前の減速でブレーキを使うのは当たり前ですが、速度調整のためにブレーキを踏む運転手が多いです。

これような運転は同乗者が減速のタイミングを予測することができず酔いの大きな原因になってしまいます。

このような運転をする運転者はアクセルでの速度調整が苦手なのです。

当たり前のことですが、車はアクセルを踏むと加速し、離すと惰性で走りながら徐々に減速していきます。

目的の速度を意識し、超えてしまったらアクセルを離すだけで自然と目的の速度になるはずです。

また、ブレーキを踏むと、後続車が

曲がるのかな?
前方に何かあるのかな?
と考えてしまい神経を使わせてしまうことになりますので、意味のないブレーキは踏まないようにしましょう。
注意
必要なときは迷わずブレーキを使用してくださいね!!

2車間距離を取る

最近話題の煽り運転は論外にして、無意識のうちに適切な車間距離が短いドライバーがいます。

車間距離が短いと、視界が狭くなり前車に神経が集中してしまいます。

結果、前車のブレーキランプが点灯した際にはこちらもすぐにブレーキを踏む必要性が生じ、加速・減速を繰り返す乗り心地の悪い運転になってしますのです。

しかし、車間距離を多く取ることで、前車がブレーキを踏んだ際も、目で前車のブレーキ力を感じ取る余裕ができ、必要以上のブレーキやそもそもブレーキを踏む必要のないケースを判断することが出来るようになります。

車間距離を多く取ることで、乗り心地の向上以外にも、
●追突などの事故を防ぐ
●前方で事故が発生した場合、巻き込まれることをを防ぐ
●万が一追突された場合、更に前車に追突してしまうような多重事故を防ぐ
などメリットのメリットがあります。

3ブレーキ力は一定に

ブレーキを踏む力が強ければ強いほど体にかかるGが大きくなり、車酔いの原因にもなります。

 

では強いブレーキを踏まなくて良い運転とはどのような運転なのでしょうか。

それは、ブレーキを踏み始めるポイントを早めればいいのです。

減速開始のタイミングを早めることで、ブレーキの力を強くかる必要はなくなり、ゆっくりと停止位置まで減速していけばよいのです。

また、減速時の注意ですが、ブレーキを踏む力はできる限り一定にしてください。

減速時の人間の体は非常に不安定になります。その状態でGの変化が大きいと酔いやすい方は一発で寄ってしまいます。

 

別の記事では「アクセル」、「ハンドル」操作について書いていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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